あすにはばたけ はねアルル

 

 

 こんにちは、ブログです。また懲りずにアルルを書いていこうと思います。

 


 最近は何をやっているかというと、まあ何って研究しかしてないんですけど、最近は、というか前回のアルルを書いた直後くらいから、割と精神状態も持ち直してきていて、一日2ゲームは麻雀をやるくらいの余裕はできています。といっても、僕は東風戦しかやらないので大体1時間くらいなんですけど。

 


 ただまあブランクがあると言えばあるんですけど、戦績は普通にカスですね。多分連対率でみても半分切ってると思います。まあ別に今はなんか段位とかってあんまり興味なくて、ただ麻雀をやって、勝った負けたをするというのが今は楽しいという感じなのでそんなに気にしてはいないんですけど。まあ裏を返せば気にしてないから負けてるのかもしれませんが・・・まあとにかく、最近はそうやって娯楽に時間を費やすということもできるようになってきています。ようやく人並になってきた的な感じですね。

 

 

 なんか麻雀ってすごく難しいなあって思うのが、例えば満貫に降りこんじゃったとするじゃないですか、でその後牌譜を見返しますと、そうすると必ず考えるのが、「あーこの時こっちの牌切っておけばよかったのかな~」とか、「ここで無理に攻めすぎちゃったな~」とか、そういうことを考えちゃうんですけど、でもそんなのって結局分からないことじゃないですか、分かります?僕の言ってること?

 

 

 つまりね、そういう判断とか打牌をして、その時はたまたま放銃という結果に終わってしまったわけですけど、でも例えばその判断は、100回同じ状況が来たら80回は得になるような選択で、その時はたまたま裏目の20回を引いちゃっただけかもしれないわけじゃないですか。

 

 

 そういうことを考え始めると、じゃあ麻雀のある局面における判断がほんとうに正しいのかどうかって、結局答えが出ない問題なんじゃないかなって思うんですよね。そしてほんとうに正しい判断・選択というものが仮に分かっていたとして、実際のゲームの中で、その場その場の状況を適切に判断することって、不可能に近いと僕は思うんですよ。

 

 

 まあもちろん頑張ればできなくはないんでしょうけど・・・でもそのためにはどれだけの研鑽と努力を積めばいいのか・・・まあどの道僕にはそれを調べるだけの時間もないわけなんですけど。

 

 

 まあ要はそういうこと。その場では得に見える判断も、もしかしたら後々損になるようなものかもしれない。でもそれを、判断するその時に予見することなんてできっこないんですよね、結局。

 

 

 まあ麻雀の話はこれくらいにしてリアルの近況の話をしますけど・・・・っていうか、この前のブログ、みんな読みすぎね?マジビックリしました、ほんとに。

 

 

 僕がブログで「まあこんなブログ誰も読まないんですけど~」とか言う時って、これフリとかじゃなくて、ほんとに誰も読まないと思って言ってるんですよ。もっと正確に言うと、なんか僕の周りには、僕のブログをほぼ毎回閲覧している、そういうちょっとヤバい人たちがいるんですけど、その人たちのうち何人かが読んでくれて、それ以外は見向きもしないみたいな、ていうかそもそも僕のことなんてミュートしててブログの存在すら知らないみたいな、そういうのを僕は想定してるんですよ。

 

 

 そしたらなんかすげー読まれててほんとにびっくりした。マジでこれはビックリしたね。

 

 

 っていうか、こうして色んな人に読まれるんだったら、あんな話しなきゃ良かった~って、切に思いますね、今。だってあんなん人に話すような話じゃないじゃないですか?実際。

 

 

 いや、分かりますよ。「話さなきゃよかったと思うんならそもそも書くな」って言いたいんですよね、分かりますよ。でも僕が言いたいのは違うんですよ、つまり・・・なんか、こう・・・違うんですよ。分かります?僕の言ってること。

 

 

 まあ少なくとも、後輩をLINEでブロックしちゃった話(僕はこれをLINE事件と呼んでいます)は、読まれる読まれないとに関わらずしない方がよかったかな・・・って思いますね。ちょっとこれは人に話すには"刺激"が強すぎたかなと。まあ話しちゃったからそれはしょうがないんですけど。

 

 

 まあ、その、なんでしょうね。話したからには、僕は笑い飛ばしてほしいと思いますよ。なんか変に共感とか同情とかされるとちょっとアレなんで・・・いや同情の余地はないんですけど・・・。いっそ笑ってくれた方が僕も気が楽だし、皆が笑ってくれるならこの話をした甲斐もあったってもんだし、ブロックされた女の子の思いも浮かばれるものがあると思います。知らんけど。適当言ってます今。

 

 

 で最近の話なんですけど、つい先日、研究室の方で合同研究会といって、まあ発表会的なのがありまして、そこで発表を行いました。でなんかそれで最近はプレゼン資料作ったり練習したりしてたので割と忙しかったんですけど、まあそれが終わって、また一つ山場を越えたという感じですね、今は。

 

 

 合同研究会の何が合同かというと、まあ同じ分野の研究室、まあ4つくらいあるんですけど、そこの人たちが一斉に集まって、各研究室から院生が二人代表として出て、自分の研究について発表をするっていう、まあそういう行事なんですね。

 

 

 で、今院生って言ったんですけど、実を言うと僕の研究室って、とある事情で今院生が一人もいなくて、僕ら4年生が最高学年なんですね。だからこの研究会の告知があった時、僕あれこれどうすんだろって思って、それで研究室の先生に会った時に聞いてみたんですよ。どうするんすかーって。

 

 

 そしたら先生は、「うーん・・・まあ一応僕が話して場をつなぐつもりではあるけど・・・」みたいに言った後、なんか急に、「あ、そうだ(唐突)アルル君さあ、せっかくだし発表してみない?どの道院まで行くわけだしさ」みたいなことを言ってきたんですよ。

 

 

 それで僕は、

 

 うわ、マジか・・・うわ~こんなことになるんならそもそも聞かなきゃよかった~。っていうか卒研自体始まってまだ1か月そこらしかたってないのに研究内容何て話せるわけないだろ!

 

でも僕ってプレゼン発表とか苦手なんですよね~、ていうか何度も行ってるけど、オタクなんで早口になっちゃうんですよどうしても。でも発表が苦手って、研究やっていくうえで割と致命的じゃないですか。インパクトのある論文を書くのと同じかそれ以上に、それを口頭で伝える能力って研究において大事じゃないですか?いや、知りませんけど。適当言ってます今。

 

だからこれって、またとない練習の機会になるんじゃないかと思うんですよね。どの道来年になっても院生は僕ともう一人しかいないわけで、こういう機会があればどの道話すことになるだろうし、そもそも卒研でも発表をしなきゃいけないし。そういう事情を考えると、これは寧ろ貧乏くじじゃなくてチャンスなんじゃないかと思うんですよね。

 


みたいなことを考えてました。大体この間2秒くらいですね。それで考えた末僕は、ニコっと笑って、「え、ほんとですか?ぜひやりたいです!」と言いましたとさ、めでたしめでたし。

 

 

 とまあそんなわけでプレゼン資料を作り始めることになったわけなんですけど、僕ってなんか、スライド作るの苦手なんですよね。いや、まあ客観的に見てそんな下手ではないとは思うんですけど、なんか苦手意識があるんですよね。

 

 

 なんでかというと、これは僕が高校生の時の話なんですけど、高校の時に、技術の授業の一環で、班ごとに分かれてプレゼンをするみたいなのがあったんですよ。でそれで僕がスライドを作って班のみんなで発表したんですけど、そういう授業って大体、聴衆みんなに小さい紙みたいなのが渡されて、発表の感想とか評価を書くやつみたいなのがあるのが常じゃないですか?

 

 

 でそれで発表したんですけど、僕の班の発表に対する感想の大半が、「スライドが見づらい」だったんですよ。もうなんか嵐のように押し寄せてきてて、見づらいの嵐が。

 

 

 まあそれがちょっとトラウマになってて、Post Traumatic Stress Disorderみたいな?まあそういう感じになっちゃってて。だからスライドとか作ってると、その時のことがフラッシュバックしちゃってもうダメなんですよね。戦いの中で戦いを忘れちゃってるんですよね。

 

 

 で、そういうスライド作成に苦手意識のあって、且つ美的センスのかけらもないこの僕が、それでも見やすいスライドを作ろうと思った時にどうするかというと、まあ余白を大量に開けるという話になるわけですよ、言うまでもなく。

 

 

 で、バカでかい図を並べまくって、余白でスカスカにして、するとどうなるかっていうと、作らなきゃいけないスライドの枚数がアホみたいに増えてくんですよ。

 

 

 それでまあ割と苦労しちゃって、結局、発表は20分しかないのに、スライドにして33枚くらい作ることになっちゃって。しかも試しに練習してみたら普通に時間超過して何枚か削る羽目になったりして、なんかもうトホホ~って感じですよね。

 


 でもまあ結果から言うと、発表は割と上手くいったと思いますよ。時間も20分ちょうどだったし(これが一番自慢したい)、発表終わった後別の研究室の先生に「君4年生でこんな発表できてすごいねぇ~」みたいなこと言ってもらえたし、まあこれはお世辞だとは思いますけど。それに、他の発表者の人たちの時には、質疑応答の時間に誰も手が上がらなくて、教授陣しか質問してなかったんですけど、僕の発表ではなんか何人か質問してくれて、結構議論が活発になったりして、それは僕の発表が分かりやすかったってことですよね?ポジティブシンキングで。ポジティブシンキングアルルって感じです。

 

 

 ていうかどうでもいいんですけど、「素人質問で恐縮ですが・・・」って何なん?全然高度な質問してるんですけど。しかも院生の人がそれに対する返答で、なんか難しい理論の話をし出して、そしたら教授も「あーーなるほど!ありがとうございます」とか言い出して。いやお前全然素人じゃないやんみたいな。ガッツリ専門家やんみたいな。対等に渡り合ってるやんみたいな。まあそういう感じでした。素人質問で破壊された他の院生の人たちはほんとにかわいそうだと思います。

 

 

 まあそんな感じですね。実際発表は割と上手くいったと思います。まあ結構練習とかしたんでね。4年生の割には頑張ったと思います。

 

 


 それで実際の研究の方はどうなのかというと、これも今のところは割と順調で、つい2週間くらいまでは全然うまくいかなくて大炎上してたんですけど、それが鎮火してからというもの割とスムーズに事が進んでいまして、あと一歩進めばとりあえず当初の目標くらいまでは行けそうな感じのところまでは来ています。

 

 

 まあ当初の目標と言っても、先行論文の結果を再現するだけなのでこれだけでは研究として何の成果にもなってはいませんが・・・。ただ上手くいけば、ほんとに上手くいけば、卒論の提出日までにはそのプラスアルファの部分までいけるかな~という感じで、まあ割と順調な感じです。

 


 みたいな感じで、なんか最近は、前回の"アンニュイ"なアルルと打って変わって、明日への希望に満ち溢れたアルルって感じですね。希望っていうか、"光"?みたいな?まあそういう感じです、知らんけど。

 


 そういう感じで、まあこれで終わってもいいんですけど、ちょっとこの話もしておこうかな~って思ったのでしようと思います。いや、どうだろうな、正直僕の中ではまだ微妙な気分なので、整理がつくまで待ってもいい気がしなくもないんですけど、まあこんなブログ誰も読まないと思うんで、それに僕って、最初はグチャグチャな心境でも、文章に書いて表していくうちに、だんだん思考が秩序立って整理されていくっていうことが少なくないんですよ。だからそういう意味でも、今の気持ちを記しておくという意味でも、この場末のブログで話しておこうかなって思います。

 


 で、どういう話かというと、まあ単刀直入に言うと、バイトを辞めることにしました。

 

 

 正確に言うと、今高校3年の受験生を受け持っていて、その子の受験が終わったタイミングで辞めるということになりました。

 

 

 で、なんでかっていう話なんですけど、まあ一つには、業務が忙しすぎて普通に研究と両立できなくなったからですね。

 

 

 僕の中で、週2回程度のバイトがかなりウェイトを占めるようになった、つまり負担がかかるようになったのは、ちょうど今年の4月あたりで、それまで持っていた高校2年生の生徒が3年生、つまり受験勉強が始まるころでした。

 

 

 その生徒はとある国公立大学を受けるつもりでいて、それでいて且つこの塾で頑張りたいと言っていて。でそれで、僕もまあ一応国公立大学を受験した経験があるので、室長の方から「じゃあアルル先生頼むわ」みたいな感じで、僕がその子の授業を全面的に受け持つことになったんです。

 

 

 しかも極めつけには、「同じ理系の英語だから」とかいう理由で、英語の授業も僕の担当なんですよ。おかしくないですか?いや、同じ理系とかカンケーないでしょって。普通に文系の先生に任せてほしいんですけどみたいな。

 

 

 でまあそれで僕がその国公立受験対策の数学と英語をこの半年間ずっとやってきたんですけど、まあ今は時期も時期ですから、授業の数が増えたりもするし、授業の内容もより本格的な、実践的なものに変わっていくわけです。

 

 

 しかもさらにキツいのが、冬ということで、中学3年生の都立一般対策の講習とかも始まってて、それの担当も僕に割り振られてるんですよ。だから僕は90分の間に、高校3年生のセンター試験とか二次試験とかの問題とかを解かせて解説しながら、同時に都立受験の解説とかもしなきゃいけないんですよ。でそれを1日で2コマ3コマと連続してやらなきゃいけないんですよ。やばくないですか?

 

 

 それが週2回、しかも木曜金曜と続いてやる毎日が最近続きまして、でそれで最終的にどうなったかというと、ついにこの前風邪をひきまして。なんか起きたら38℃とか熱があって。いや普通にビビりましたねアレは。

 

 

 いや、いくら忙しいとは言えその程度で風邪ひいちゃうの?wっていう意見もあるとは思います。実際僕もそう思います。正直こんなに自分が貧弱だとは思ってなかったんで、僕も普通にびっくりしましたね。でもまあ事実は事実なんで。実際体調を崩したことには間違いないんでね。

 


 で、さすがにこれはヤバいと思って。今はまだ研究だけやってればよくて他にタスクはないから、多少体調崩してもなんとかなりますけど、院とか行って授業とかも入ってる時に風邪とか引いたりしたらマジシャレにならないんで。

 

 

 まあそういうわけで、その高3の生徒を最後まで見て、見送って、まあそれを良い機会と思って、辞めることにしましたね。

 


 まあそれが理由の一つです。忙しかったから。一つっていうかそれがほぼ全てですね。まあほとんどこれに尽きると言っていいと思います。

 


 ・・・・・いや、違いますよ。給料が安いとか、そういうのじゃないです。いや、ほんとそういうのじゃないんですよ。

 

 

 いやでもなんだろうな、それももちろんゼロではないんですよ。分かります?だって僕らがなんでバイトするかって、お金のためじゃないですか。だからそのお金の払いが悪いっていうのは、やっぱり辞める要因の一つにはなるわけじゃないですか。もちろんそれが主要な要因ではないですけど、完全にゼロとは言い切れないわけじゃないですか。分かります?僕が言ってること?

 

 

 だってですよ、例えばですけど、木曜日に例の高3と、もう一人高校2年生の1:2の授業があるんですけど、その授業にかかる時間的コストを考えてみてください。当然授業にいきなり望めるわけがないので、授業で使う教科書とか、問題集とか、高3の子だったら過去問とか、そういうのをあらかじめ予習しとかなきゃいけないわけですよね。

 

 

 高3の場合特にセンター試験とか場合によっては国公立大学の二次の過去問とか、そういうウェイトが重いものをあらかじめ読んで、解説できるレベルで理解しておかなきゃいけないわけで・・・まあ仮に、そういう諸々の準備にかかる時間を1時間としましょう。

 

 

 で、授業時間は90分です。なので合計すると2時間半ですね。

 


 で、うちの塾の1:2の授業の給料は1コマ1800円です。さて、時給に換算すると一体いくらでしょうか?

 


答え:720円

 


 いや、ヤバくないですか?岩手県でもあり得ませんよ、こんな時給。

 

 

 しかも何よりヤバいのが、このコマ当たりの給料は持つ生徒の学年によらないんですよ。つまり、僕が毎週ヒイヒイ言いながら準備して授業してる1:2の授業と、鼻クソほじくりながらでもできる小学生&中1の授業と、等しく1コマ1800円なんですよ。ヤバくないですか?

 

 

 正直言ってこれは世界中どこの塾を見たってあり得ない事態ですよ。だって本来国公立受験なんてものは、こんなよく分からないバイトじゃなくて、しっかりした経験と知識を持ったプロの講師が担当すべきことなわけで、それがこれだけの給料というのは、正直言って塾側が国公立大学に向けて勉強するということの重みを全くもって分かってないとしか言いようがないんですよ。

 


 まあこんなこと、ここで文句言ったってしょうがないんですけどね。僕だけ特別扱いというわけにもいかないですから、実際。それに僕が辞めるのは、金のためじゃなくて忙しさのためなんで。例えば「給料を倍にするから残ってくれ」と言われたところで、そういう問題じゃないって話になっちゃいますよね、結局。金で健康は買えないわけですから。

 

 

 ・・・・いや、どうだろうな。いや・・・いや、わからないですね。いや、ほんとにわからない話なんですよこれは。実際に、給料を倍にするから残ってくれと頼まれたら、僕はそれでも断固として拒否するかというと、絶対にそうするかというと、なんかそうとは言い切れないような気がするんですよ。ちょっと迷いそうな気がするんですよね、実際。

 

 

 だって給料が倍になったら、時給換算1440円ですよ?岩手県から一気にニューヨーク州ですよこれ?ちょっと迷いませんか?1コマ3600円ですよ?1日3コマ授業したら、それだけで1万円ですよ?ちょっと迷いませんか?そう考えたら。それだけのお金がもらえるんだったら、これだけ仕事がキツくてもそれに見合うだけの価値があるんじゃないかなみたいな、そのキツさも報われるんじゃないかなみたいな、そういうことを思いませんか?

 

 

 なんか、そういうことを考え始めると、なんかもう僕はイヤになっちゃうんですよね、ほんとに。憎らしいとさえ思います。何がって、資本主義がね。金が、金こそが労働に対するねぎらいの証だみたいな、それこそが正当な対価だみたいな、そういう資本主義的な思想が僕は大嫌いだし、そんなクソみたいな思想に囲まれて、段々それに染まりつつある自分も嫌いです。

 

 

 どんなに仕事がキツくても、それに見合うだけの金が支払われるのなら報われる、給料の高さは奉仕と貢献の証だ、・・・そんなプロテスタンティズムめいたチャチな論理で、自分の内にある醜いエゴイズムを正当化して覆い隠そうとしている、そういう自分が僕は嫌いです。そういうことを考え始めている自分に気づくと、もうほんとにイヤになっちゃうんですよね。

 

 

 でも実際、僕の労働の負担の重さに対して、その給料があまりにも安すぎることは間違いないんですよ。でもその、なんだろうな、ちょっと上手く説明できないんですけど。

 

 

 つまりその、要は何が言いたいかというと、僕はこの塾で働くのが嫌になったわけじゃないんですよ。室長も、他の講師の人もいい人ばかりだし、生徒もみんな真面目で、往年の僕みたいに授業ボイコットするような奴はいないし。それに僕は人に何かを教えるのってそんなに嫌いじゃないんですよ。だからほんとは可能なら、院に行ってからも働き続けたいと思ってたんですよ。

 

でもそれでもやっぱり仕事が忙しくなって、大学院の生活と両立できそうになくて、だから辞めるんです。これは苦渋の決断なんですよ。仕方なく、泣く泣く辞めるんですよ、つまりは。

 

 

 なのに、なんかこういう給料の問題とかを考え始めると、なんで今までこんな金払いの悪い塾に務めてたんだみたいな、そういうことを思い始めちゃうんですよ。それに、辞めると決めてからというもの、僕はこのバイトに関して、授業のこととか、生徒のこととかじゃなくて、辞めた後どうやって金をやりくりしていくかっていう、その問題ばかりを考え続けてるんですよ。ほんとを言うと、2月までと言わずもう今すぐ辞めたいくらいの気分になっちゃってるんですよ。でもせめてある程度の貯蓄を作っておくための期間として、残りの勤務期間をそう捉えてる自分がいるんですよ。

 

 

 そういう金にまみれた自分がいると思うと、もうほんとにイヤになっちゃうんです。でもそれって仕方のないことじゃないですか、実際。だってバイトを辞めたら2年間収入が全くない状態になるわけで、金銭の問題というものを考えざるを得ないわけじゃないですか。分かります?僕の言ってること?

 

だから仕方のないことなんですけど、でも仕方がないとわかっちゃいるんですけど、それはそれとしてやっぱりイヤになっちゃうんですよ、僕は。

 

 

 今だって、自分がバイトを忙しさのために辞めるのか、それとも金払いが悪いために辞めるのか、どっちなのか見分けがつかなくなる時があるんです。つまり、もし仮に給料を倍にすると言われた時に、それでも辞めると言えるかどうか、もうよく分からないんです、僕の中では。

 


 でもこれだけは言っておきたいのは、僕はこの仕事自体を嫌になったわけではないってことです。ほんとにいい人たちばかりだったし、スケジュールの融通も割と利くし、他の塾に務めていたらもっと早く辞めていたと思います。これはほんとです。

 

 

 まあそういう感じですね。なんか文章にしてみたはいいけど、結局あんまりまとまってはないですね。トホホ。

 

 

 結局、辞めるっていう僕の決断は正しかったんでしょうかね。なんかそればっかりを最近考えちゃうんですよね。大学院の授業も、蓋を開けてみれば案外楽かもしれないし、そうなると、収入がないというデメリットだけが残るわけじゃないですか。でも逆に、大学院がめちゃくちゃ忙しかったら、早めに決断しておいてよかったって話になるわけですよね、実際。

 

 

 どうなんだろうなあ。これでよかったのかなあ・・・。なんか、そればっかりを考えちゃうんですよね。そんなの考えたって意味ないって、ほんとは分かり切ってるんですけどね。

 

 

 つまりね、結局、自分の決断が正しいかどうかなんて、その時の自分には分かりっこないんですよ。目の前の損を避けて、その時にはいい判断だと思っても、実はその先にもっと大きな損が転がってるかもしれない。でもそれが分かるのはずっと遠い未来の話で、それを予見することなんてできっこないんです。僕ら人間なんてのは大抵、迫りくる今日という波を乗り切るので精一杯で、その先の海に何が浮かんでいるのかなんて、見通せやしない。なかんづく、水平線の向こうに何があるのかなんて誰にも予測なんてできない。そしてそもそも、それを予測しようとする試み自体全く意味がないことなんです。

 

 

 だから結局、この話はこれで終わりなんです。結局分からないっていうね。じゃあこの長話は一体何のためにあったんだって話ですけど・・・。こういうことはほんとうは、気にしないで生きていくのが一番なんでしょうけどね。まあでも気になっちゃうもんは仕方ないですよね。やっぱり好奇心旺盛なんで僕。令和のトーマスエジソンみたいなとこあるんで僕。

 

 

 まあそういう感じです。結局何だったんでしょうねこの話は。まあこういう長話もたまには悪くなんじゃないですか?知らんけど。まあこの長話をどれだけの人数が読むのかは知ったことじゃないんですけど。

 

 

 ていうか、なんだかんだでもう12月ですね。僕もそろそろ本腰入れて卒研を進めていかなければならないし、並行して論文も書かなきゃいけないので、さすがにこの文体のまま論文を書いたら多分ヤバいことになると思うんで、でちょっとこれから調整していかなきゃいけないんで、まあしばらくアルルの更新は控えようかなと思っています。

 

 

 と言っても僕は前言ったことを平気で破棄する男なので、実際のところはわかりません。またしれっと書いてるかもしれません。何なら、間違えて大学じゃなくてはてなブログに論文投稿しちゃうかもしれないです。いやさすがにこれは冗談ですけど。

 

 

 まあそういう感じですね。どういう感じかわかんねーけど。また次回のアルルでまたお会いしましょう。

 

 


 あ~、マジ院行った後お金どうするか考えないとな~。あーもうほんとに、金って奴はイヤなもんですよ。金のことを考え出したが最後、いつもいつもイヤな気分にさせられちまうんだからな。

 

 

おわり