アルルの上諏訪探訪記

 

 

 こんにちは、アルルです。

 

 この前日帰りで上諏訪に行ってきて、ガラパゴスと一緒にデートしたので、その時のことを忘れないうちに日記に書いておこうと思います。

 

 ちなみに注意しておきますが、日記内で僕の長野県及び地方の県に対する偏見が随所に現れていますが、決してバカにしているとかそういうわけではないのでそこんところご了承ください。

 

 

 では早速どうぞ。

 

 

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Phase 0. 決行前夜

 3月に入ってからというもの、数日に一度僕とめびkinTV、ガラパゴスの3人(チーム不適合者)でランクを回すのが恒例になっていた。この日は割と調子がよく、順調にポイントを積み上げ続けた結果めびkinTVは早々にプラチナIに昇格、一方で、キルに対する嗅覚が弱く前線に遅れがちな僕はRPを盛り切れず残り約200ポイント、そもそもランクを回し始めたのが遅れていたガラパゴスはそれよりさらに数百ポイント低い位置に留まっていた。

 

 社会人のめびkinTVが午前0時に落ちるのを見送った後、僕はガラパゴスに「俺ら二人で居残り練やんべ」と言った。二人でいる間にポイントを盛ってめびkinと足並みを合わせようというわけである。

 

 しかし現実は非情であり、僕ら二人は無残にも初動落ちを重ね、ポイントを盛るどころか僅か40分で-150RPと大負け。失意のうちにAPEXを終了した僕らはなんか適当に雑談をしていた。

 

 僕が3月ずっと暇な日が続くので、どこかに行きたいという話をする。これはめびkinがいるときにも話していたことで、まあなんか研究で外出できなかった分色々遠出したいと考えていたため、まあその一環で仲いい人たちに会いに行こうと思っていた。

 

 ガラパゴスが長野に住んでいることは僕は知っていたため、「長野って東京から鉄道で行けるの?」と聞く。

 

ガラパゴス「行けるどころか一本で行けるけど」

僕「マ?」

ガ「中央線で一本よ」

僕「え、中央線って長野の方まで通ってるんだ」

ガ「松本の方まで伸びてるね」

僕「へェ~。中央線って、東京の中央を通ってるから中央線なんだと思ってた

 

 

 中央線沿線には僕の住んでいるところからは割と楽にアクセスできるため、僕は長野行きを決める。ガラパゴスに長野には何があるのかを聞く。

 

ガ「うーん、まあラーメン屋とか?」

僕「あー、(それなら東京にもある・・・)」

ガ「あとはミスタードーナツとか?」

僕「あー、(それなら東京にもある・・・)」

ガ「あと何か君の名はで有名な公園とかある」

 

 

 結局、ガラパゴスおすすめのラーメン屋を3件ハシゴし、ついでにその君の名はで有名な公園を見に行くことに決める。

 

 やることが決まったので、いつ行くかを話し合う。

 

僕「うーん、まあ来週の火曜日とかかな~」

ガ「多分その日暇だからいいよ」

僕「土日だと人多そうでイヤなんだよな」

ガ「うーん」

僕「まあそれか明日かな

ガ「明日でもいいよ」

 

 

ということで次の日に行くことになった。と同時に僕の翌日の7時起きが決まった。ちなみに、通話を切ったのはおよそ午前1時40分である。

 

 

Phase 1. 朝

 午前6時30分、起床。生活習慣がぶっ壊れていたため結局寝たのは4時過ぎだった。しかも目覚ましを7時にセットしたはずなのになぜか30分早く起きてしまった。二度寝したら確実にすべてが終わるので無理やりベッドから起きてリビングに向かう。

 

 リビングにいた母に今から長野に行くことを伝える。この突然の知らせには、22年間純正のゲェジを育ててきた歴戦の母親にとっても衝撃だったようで、どうやって行くのかとか、今日中に帰ってくるのかとか、そういうことを聞かれる。

 

母親「朝ごはん食べないの?」

僕「いや、大丈夫(ラーメン3杯食うからな・・・)」

母親「晩御飯は家で食べるの?」

僕「いや、大丈夫(ラーメン3杯食うからな・・・)」

 

ラーメンを3杯食べることは言い出せなかった。準備をして、家を出る。持ち物はスマホ、財布、本2冊、モバイルバッテリー、頭痛薬、目薬、イヤホン。

 

 

Phase 2. 電車

 最寄りの中央線沿線の駅に行き、窓口で18きっぷを買う。なんかいい感じの袋ももらえて少しいい気分だった。

 

 中央線の高尾方面に乗るのは小学生の時に高尾登山をして以来である。こんな朝から高尾方面に乗るのなんて僕くらいだと思っていたら普通に混んでいて驚く。しかし高尾に着くころには普通に車両は貸し切り状態になっていた。

 

 この辺りで、ガラパゴスに時間通りに起きれたことと到着の時刻を告げる。その時のDM

 

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 その後中央本線を乗り継ぎ高尾から甲府へ、甲府から目的地の上諏訪駅へと向かう。勝沼ぶどう郷とか、すずらんの里とか、なんかよく分からない駅名の駅をいくつか通過する。景観はずっと山なのだが・・・。

 

 甲府からの電車は結構人が乗っていた。平日昼の長野行きの電車なんて乗るのは日本に僕くらいしかいないと思っていたのでこれには結構驚いた。

 

 最初乗った時には学生がめちゃくちゃいた。(長野にも高校ってあるんだな・・・)と思いつつ本を読んでいると、韮崎という駅で全員一斉に降りていった。(長野には高校って1個しかないのかな・・・)と思いつつ、再び本に目を落とす。

 

 ガラパゴスとは途中の駅で電車内で合流することになっていた。僕は初対面じゃなくても、会った回数が1,2回の人には落ち合う前に自分の外見的特徴を伝えることにしている。僕は「全身紺色の服を着た髪が長くて様子のおかしい男性」が僕だと伝えていた。

 

 しかし電車を乗っていて気付いたことがある。僕の周りに座っていた男性も割と全身紺色だったのである。それに観察の仕方によっては、様子がおかしく見えないこともない。唯一、髪は皆短く僕がダントツで長かったが、これではガラパゴスが誰が僕なのか判別できないのではないだろうか・・・?

 

 そう不安に思い、DMで一度電車から下車して探そうかと提案するが、その必要はないと返信。一度会ったことはあるので僕の顔を覚えているということだろうか。そう信じ、座席に座ったまま待つ。

 

 合流の駅に着く。開いたドアから入ってくる人たちを見回す。一度会った時の記憶を頼りに周囲を見回すが見当たらない。(僕の記憶は間違っているのか・・・?)そう思いかけた時、目の前の扉から明らかに様子がおかしい男性が乗車してくる。僕はその顔を記憶と照合する前に、この男がガラパゴスだと確信する。向こうも僕の様子のおかしさに気づいたようで、彼は「お久しぶりです」とあいさつをした。

 

 

Phase 3. 上諏訪駅、ラーメンその1

 見渡す限りの大自然が広がる車窓からの風景も、茅野駅に差し掛かるころには建物が目立つようになってきて、にわかに賑わいを見せてくるようになる。ガラパゴス曰く「長野県内で3番目か4番目に栄えている」。評価に困る数字だと思った。

 

上諏訪駅で下車。駅前にロータリーがある。

 

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 駅を出てすぐ右側に行くと、1分も歩かないうちに「宮坂商店」という看板が見える。一軒目に予定していたラーメン屋だった。

 

 魚介のスープが売りらしく、「ぎょってりラーメン」、即ち魚介風のこってりしたラーメンを注文する。

 

ガ「すいません、ぎょってりラーメン二つで」

店主「ハイ、ぎょってり二つ」

 

 田舎のチェーンじゃない固有のラーメン店の店主は押し並べてテンションが高く声がデカいものだと思っていた僕にとって、この東京的ともいえる事務的な返答はいささか衝撃的だった。

 

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 魚介のダシがおいしい。魚介系のラーメンが好きなのもあって結構楽しめた。スープももっと飲みたかったが、これからもあと2杯食べるということで、あまり腹を膨らませたくないのと、塩分過多になりすぎないように少しで抑えた。

 

 ガラパゴスと会計のやり取りをして、僕がお金を受け取ってまとめて払うことにする。

 

僕「PayPayって使えます?」

店主「あ、現金しか使えないです」

僕「あ、すいません・・・」

 

 

Phase 4. 徒歩、3.5km

 次は『君の名は』で有名な「立石公園」に行くことに決まっていた。ちなみに二人とも映画を見たことはない。

 

 事前情報では、公園は駅から1kmのところにあり、坂道であることを考えても15分かそこらでつく算段だった。しかしあまり地図を確認せず「とりあえず登っていけば着くやろ」と適当に歩いた結果、とんでもない回り道をしてしまったことに後から気づく。坂道や階段が多かったのもあって体力を著しく奪われる。

 

 およそ40~50分後、目的の公園に着く。

 

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 公園は階段がありその下に広場があるという構造になっていて、そこからさらに下に遊具などが設定されている場所がある。僕らは歩き疲れたのもあって、最初は階段の一番上に腰かけて休んでいた。階段から見下ろすと、一番下の段にイチャついているカップルが見えた。

 

僕「うはwオイオイw」

ガ「いやオモロすぎでしょw」

僕「平日昼間からこんなところに来るって、ヤバいだろ普通に」

 

 しかし二人とも、一番ヤバいのはデートスポットに成人男性(ゲェジ)二人で襲来してきた自分たちだということは痛いほどわかっていた。僕のブログの話とか、最近世間を騒がせた潤〇る〇あの話などをしている間にカップルが去っていったため、下の方に降りて写真を取ったりする。

 

 ひとしきり写真を撮った後、さらに下の方に降りていって遊具のあるところに行く。滑り台と砂場と、あとなんか園児がよく遊んでるバネで動く動物を模した乗り物とかがあった。動物の乗り物に成人男性が一人ずつ乗り、お~wとか言いながら漕ぐ。普通に環境汚染である。人に見られてたら普通に通報されてたと思う。

 

 帰りがけに二人で自撮りを取る。

 

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 白い袖が僕でその上がガラパゴス。本当は顔隠す必要もないかと思ったけど、ガラパゴスの顔を勝手に出すと肖像権的なアレとかリベンジポルノとかが怖いのと、僕の顔は普通にグロテスクだったので隠した。

 

 まあなんかそれなりに満足して立石公園を去る。帰りはちゃんと道を精査したのと、下り坂のおかげもあって一瞬で駅前に帰ってくる。次は2軒目のラーメン屋に向かう。

 

 

Phase 5. 徒歩、7km

 上諏訪駅を再び出発し、ハルピンラーメンという店に向かう。これは上諏訪駅茅野駅のちょうど中央辺りに位置しており、歩いて4kmほどの道のりである。そこからさらに歩いて茅野駅まで向かい、そこでまたラーメンを食べて帰るという計画だった。

 

 なんか適当な話題についていくつか話しつつ、上諏訪の町を歩く。駅の近辺には酒蔵が目立つ。ガラパゴスによれば、年に一度酒蔵が解放されて酒の飲み歩きができる催し物があるらしい。そこからさらに国道沿いを歩いてICの近くまで行くと、工場やそれに関連する施設が増えてくるようになる。なんかガラスとか有名らしいよく知らんけど。

 

 まあそういう適当な話をしながら歩いていると、ガラパゴスがふと、「待って、通り過ぎたかも」。近くにあった柵の上に座りスマホで地図を確認。歩いている時は何ともないが、立ち止まって休むと急に疲労が襲ってくる。「あやっぱ通り過ぎてるわこれ」。こうして僕らは来た道をまた戻る羽目になった。今までのことが徒労だと思うと、疲労というのは一段と増して重くのしかかってくるものである。

 

 しばらく道を戻ったところで道を曲がり、山沿いから盆地の中の方へ入っていく。途中でなんかいい感じの橋に差し掛かりそこで写真を取る。

 

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 なんか僕のGalaxy S20には超広角カメラってのがついてるらしくてそれで撮った。なかなかいい感じだと思う。

 

 中の方はどちらかというとショップや定食屋が多く、山沿いと比べてにわかに賑わいを見せているような印象だった。ガラパゴス曰く、元々山沿いにだけ人が住んでいて内側は沼地だったのが、干拓によって開発が進み今のような形になったのだという。

 

 適当なところで曲がったりしつつ道を進んでいく。歩いている途中で気づいたことがある。それは、田舎道のわりに車が思ったほどぶっ飛ばしてないのと、進路をやたらと譲ってくれることだ。そういえば長野県は「信号のない横断歩道で譲ってくれる割合」がトップの県だった。交通マナーがいいな、とガラパゴスに話すと、彼は「長野県民は陰キャなんだよ。ビビりだから道は譲ってくれるけど絶対裏では舌打ちしてる。インターネットみたいなもん」と語っていた。

 

 

Phase 6. ラーメンその2

 ハルピンラーメンに到着。ここは近辺で食べログを調べると割と上位に出てくるので結構有名なんだと思う。ラーメンを頼む。

 

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 味噌なのか醤油なのかこってり系なのかよく分からん、よく分からんけどとにかく味が濃い。味が濃すぎて下に沈んでしまうため、下から持ち上げるようにして混ぜながら食べる必要があるらしい。まあとにかく味が濃い。食べると体が「これは体に悪いよ!!」と警告してくるくらいには濃い。でもなんかとにかく美味いし、体に悪いものを食べているという背徳感もそれを助けて多幸感を高めている。今回はハシゴ旅なので量的な関係で食べれなかったが、豚飯とかも普通に上手そうだった。多分近所にあったらガチで通い詰めてたと思う。

 

 席の手奥側には箸とかと一緒に調味料が置いてあり、そこに「濃い味がお好みの方はどうぞ」とスープが置いてあった。いや、既にめちゃくちゃ濃いんですけど・・・。「長野県民は舌に過度な刺激を与えるのを美徳とする文化でもあるのか」とガラパゴスに尋ねようとしたがさすがに失礼だと思い口をつぐんだ。

 

 

Phase 7. 謎の中古ショップ

 ハルピンラーメンを出てまたしばらく徒歩で、目的地は茅野駅となっているが、途中でどっかに寄るところとかないかと話していると、近くに中古屋があってそこで色々売っているという情報を聞く。まあなんかそれほど興味を惹かれたわけでもなかったが、でもなんか見てみたら面白いのかなと思い見てみることにした。店名には「古本」と入っているが、ゲームやCD、古着やカードまで何でも扱っているらしい。

 

 店内は非常に広くかなり豊富な品がそろっているという印象だった(写真を撮っておけばよかった)。主にゲームコーナーを見て回った。というのは、なんかGCとか64系のなんかがあるかなと思ったからである。結局、GC関連の品物はコントローラーが1個とかそんなもんだった。もう数十年前の過疎ハードならこんなもんか、と思いつつ見ているとなんだかすごそうなものを見つける。未開封の64コンである。しかもスケルトン。なんか普通にその辺の品物と混ざって3000円くらいで売られている。

 

 ガラパゴスもこれにはテンションが上がったようで、買うかどうか最後までずっと悩んでいた。「いやこれめっちゃ欲しいけど、でも買っても絶対使わない、ていうか使わないよなこれ・・・でもこれ買えば10年後とか絶対また価値上がるんだよな・・・でもお金ないしな・・・」

 

 結局、ガラパゴスは普通の中古の64コンを1個買い、僕は何も買わずに出た。彼が会計をしている間に僕はトイレに行って、トイレは古着などがある2階の一角にあったのだが、ホビー系が並んでいてハードオフ的な雰囲気のある1階とは打って変わって2階はなんだか静かでオシャレな感じだった。普通に暇つぶしにはちょうどいい場所だなと思った。

 

 

Phase 8. 徒歩、約6km

 中古ショップを出て再び茅野駅に進路を向けて歩き始める。が、さっそく道を間違えてしまう。国道沿いに歩いていくつもりが、乗っていた歩道がそこから逸れた場所に曲がっていってしまっていたため、戻って反対側の歩道に入ったのだが、横断歩道が近くに全くなく、結局1km程度大回りするハメになってしまった。

 

 その後は特に何か問題が起こるでもなく、ひたすら道を茅野の方に向けて歩いていく。歩きながら、Vtuberとか配信業の話とかをする。ガラパゴスの意見としては、ゲームをずっとしてそれだけで金を稼げるんだったら、やりたくもない仕事をして安い給料をもらうよりずっと楽だしそっちの方が良いという。対して僕は違って、配信業は精神的な負担が普通の仕事よりも大きいだろうからそれはそれで大変だろうと思っている。これはまあ僕のメンタルがカスというのもあるだろうが・・・。それに今の僕はゲームを1日何時間もやっていられるほど集中が持たないのでそういう点でも厳しいだろうと思った。

 

 まあでもそれはそれとして、今から配信業で生計を立てられるまで名を上げるというのは非常に難しいだろうというのは二人の一致する見解だった。配信を伸ばすためには、大会とかイベントとかに出て多くの人に見つけてもらうしかない、でもCRカップがほとんど固定メンツみたいな感じになっているのからも分かるように、イベントというのは基本コネとか人脈がモノを言う。じゃあそういう人脈を獲得するためにはどうすればいいかというと、結局それは配信を伸ばすしかない。だから結局今人気を得ている人だけがさらに人気を得て、そうでない人はいつまでも伸びないという悪循環に陥っていると思う。そういうのが上手く世代交代されて利益が分散されていけば商売として成り立つとは思うが・・・。

 

 まあそういう話とかをしていた。途中で通りがかった葛井神社というところで一休みしてから歩き、茅野駅に着く。茅野駅は左右の出口が長い通路でつながれていてその中央部に改札があるという構造なのだが、その改札の入り口というのが一見して改札と分かりにくい。ドアのすぐそばに蕎麦屋があるため普通に蕎麦屋の入り口にしか見えない。ガラパゴス曰く「マジで茅野駅は意味不明」。

 

 

Phase 9. ラーメンテンホウ

 茅野駅に着いた後僕らはすぐにその先に出て、10分ほど歩いたところにあるテンホウというラーメン屋に入った。ガラパゴスのオススメである「肉揚げラーメン」と、シカ肉の餃子を二人で分けて食べることにする。

 

 シカ肉ギョウザは期間限定らしい。ガラパゴスによれば、最近近くで獣害が多く発生しており、それでシカが狩られまくっているためこういうメニューが出てきているらしい。普通に生々しい事情で草。

 

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 肉揚げラーメンはその名の通りなんか肉を揚げたものが入っているラーメンである。なんか衣とかもちゃんとついていてなんだかよく分からないが美味い。ラーメンそれ自体は一般的な醤油ラーメンという感じだった。値段がとにかく安い。肉揚げが確か660円、普通のラーメンなら450円である。学生とかがよく来る感じなんだと思う。

 

 ラーメンを2杯食べ終えた時点で僕の胃袋は割とすでに限界近くを迎えており、それはここまでの6㎞の道のりを経てもそこまで改善してはいなかった。そこにボリュームのある肉揚げと醤油ラーメン、さらにシカ肉ギョウザも食べた僕はとうとう限界に達し、やばいことになる。苦しい・・・ではなく「終わる・・・」というたわごとを呟く僕。金額を合わせてガラパゴスに会計をしてもらっている間、僕は先に店を出て外の空気を吸っていた。それで少し気分は楽になったがやはり胃袋はパンパンのままだった。

 

 

Phase 10. 茅野駅

 僕は茅野駅から電車に乗って帰るため、ここでガラパゴスと別れることになる。本当は18きっぷがあるので鈍行に乗って帰ろうと思ったのだが、乗り合わせが悪すぎて次が1時間以上後になってしまうことが判明。特急なら30分後くらいに着くためそれに乗ることにする。特急電車では18きっぷは使えないため実質的に行きの分しか使ってないことになる。何という無駄遣い・・・まあでもたまにはこういう散財も悪くはないだろう。

 

 特急券を買い電車が来るのを待つ間、ガラパゴスと話をする。プログラミングとか、あとは僕が今受けようと考えている応用情報技術者試験(AP)の話とかをした。僕はこの手の話に関しては全く門外漢なので、経験者の話は非常に参考になった。

 

 電車が来て、ガラパゴスと別れる。特急あずさが静かに駅に到着し、僕はそれに乗り込み窓際の席に座った。

 

 本を読んでいると寄って気分が悪くなってきたため、窓ぶちに肘をついてぼんやり外を眺めながら帰る。と言っても夜なので別に何が見えるわけでもないのだが。すずらんの里、ぶどう郷・・・鈍行でのんびり通り過ぎていった駅々をあずさは軽々と追い越して進んでいく。鈍行の旅も悪くはなかったが、やはり特急電車は快適だ・・・。顎に手を当てながら、僕は特に何か考え事をするでもなく東京に向かっていく。今日は楽しかったな・・・そんな子供のような感想を胸に抱きつつ、僕のまぶたはゆっくりと下に落ちていき、寝不足の脳は静かにまどろみの中に眠っていった。

 

 

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 以上です。読んでいただきありがとうございました。

 

 まあなんかせっかくなんで敬体ではなくである調で書こうかなと思ってそれで行きました。最後はなんかポエミーな感じに仕上げましたがどうでしたかね、まあ僕の文章の技法なんてどうでもいいんですけど。

 

 

 でもまあほんとに楽しかったですね。何をしたかと言われれば、ひたすら歩いてラーメン食っただけなんですけど、まあその割には?それにも拘らず楽しめましたね僕は。

 

 僕って結構、何の意味も目的もなく町をぶらついたりするのが好きなんですよね~結構。たまに一人で新宿とか秋葉とか徘徊したりするんで。まあなんかマッピングとかをしてるわけでもないので、だからと言って町に詳しくなっているわけではないんですけども。

 

 それになんだろな、研究をしている間先生以外の人と話すことってあんまりなかったので、まあそういう意味でも新鮮というか、まあ何だろな、他人と話せるいい機会だったんじゃないかと思います。こういう、なんか特別なテーマがあるわけでもなく、ダラダラ人と話をするというのはいいものですね。まあそれはもちろんある程度心を許せる人に限りますけど。

 

 まあそういう感じです。18きっぷ、ノリで買ったはいいけど使い道がなくて困ってます。一応1回は宇都宮まで行くのに使うつもりですけど・・・。まあどうでしょうね。なんか普通に静岡でウナギ食べたいなってなんとなく思ってるのでそういうのに使おうかなって思ってます。あとなんか、「さわやか」ってあるじゃないですか、静岡の、ハンバーグの。なんかガラパゴスがこれをめちゃくちゃ推してて事あるごとに美味い美味いと勧めてくるので結構気になってて、これもなんか行きたいなって思ってます。

 

 

 つまり、その、なんだろうな。要するに、友達募集中ってことです。

 

 

 じゃあ今回はこれで終わろうと思います。ありがとうございました~またね~

 

 

おわり